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論文

Performance of in situ gamma-ray spectrometry in the assessment of radioactive cesium deposition around the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

Ji, Y.-Y.*; 越智 康太郎; Hong, S. B.*; 中間 茂雄; 眞田 幸尚; 三上 智

Radiation Physics and Chemistry, 179, p.109205_1 - 109205_11, 2021/02

 被引用回数:6 パーセンタイル:72.21(Chemistry, Physical)

福島第一原子力発電所周辺の異なる線量レベルのエリアで、様々なサーベイプラットフォームを用いin-situ $$gamma$$線スペクトロメトリーを実施した。地表における放射性セシウム沈着量を、高純度Ge半導体検出器とLaBr$$_{3}$$(Ce)検出器を用いて評価するために、福島第一原子力発電所周辺の6か所のサイト(うち2つは帰還困難区域)が選択された。2018年10月に行ったin-situ測定の結果、$$^{137}$$Csの沈着量は6つのサイトで30-3000kBq m$$^{-2}$$の範囲にあった。また、広範囲の代表的な深度分布を直接的に計算するin-situ測定手法を導入し、その結果が同じサイトで採取された土壌サンプルの結果をよく表現していることが分かった。

論文

水底の放射性物質濃度分布測定技術;福島県内の農業用ため池への適用

眞田 幸尚; 鳥居 建男

日本原子力学会誌ATOMO$$Sigma$$, 57(2), p.94 - 98, 2015/02

東京電力福島第一原子力発電所事故より3年が経過し、周辺地域において農業を再開させる際に、農業用ため池底に蓄積している放射性セシウムの濃度及び分布の調査が求められている。水底の堆積物中の放射性セシウム濃度の測定にはサンプリングが必要であったが、プラスチックシンチレーションファイバーを使用することにより、現場での直接測定を可能とした。本稿では、水底の放射線分布測定技術の概要と農業用ため池への適用について解説する。

報告書

ジルカロイの高温高圧水中での腐食速度のin-situ測定

鈴木 元衛

JAERI-Research 94-022, 36 Pages, 1994/10

JAERI-Research-94-022.pdf:1.28MB

ジルカロイ-4試料を、静止水型オートクレーブ中、300$$^{circ}$$Cの水中において酸化させ、ACインピーダンス法により酸化速度のin-situ測定を試みた。周波数応答解析法を適用して試料表面の酸化膜のインピーダンスデータを取得し、酸化速度を算出し、理論的な予測と比較した。その結果、本方法により酸化速度のin-situ測定は可能であるとの結論に至った。ただし、水質の劣化はデータに大きく影響すること、および、インピーダンスデータにより酸化膜の2層構造の性質変化を検知できることを見出した。

報告書

可搬型Ge検出器を用いたIn-situ測定法に関する研究

寺田 博海

JAERI-M 85-095, 185 Pages, 1985/07

JAERI-M-85-095.pdf:4.7MB

原子力発電の安全性および経済性の要求は益々高くなる一方であり、また今後の原子力開発の目標は核燃料サイクル、廃棄物処理処分の問題に向けられようとしている。このような要求に関連して計測技術や、センサ自身に対して困難な定量方法、厳しい耐環境性が求められている。以上の背景を踏え、可搬型Ge検出器を用いたin-situ定量測定技術の開発研究を行なった。可搬型Ge検出器の試作、スペクトル解析計算プログラムの作成、実際の野外における環境ガンマ線スペクトルのin-situ測定および土壌中放射能濃度測定と線量率の定量、そして1次系配管に沈着したFP量の非破壊定量測定などに関して本論分では述べている。

論文

原子力工業における放射線計測

寺田 博海; 片桐 政樹

計測技術, 7(12), p.34 - 42, 1979/00

原子力施設で使用されている放射線検出器の種類およびその動作原理について述べると共に、次に示すような各現場における放射線計測技術について、適用上の問題点および技術的な対応策などを中心に解説した。本稿で取り上げた放射線計測の応用分野は、1.原子炉の核計装,2.原子力施設および周辺環境における放射モニタリング,3.燃料破損検出,4.個人被曝線量モニター,5.核物計量管理のための放射線計測,6.原子力工業におけるガンマ線スペクトロメータの応用、などである。

報告書

Ge(Li)検出器の出力パルス波高の線源位置依存性

静間 清*; 阪井 英次; 片桐 政樹

JAERI-M 6497, 111 Pages, 1976/03

JAERI-M-6497.pdf:3.33MB

73cm$$^{3}$$クローズド・エンド同軸型Ge(Li)検出器を製作し、これを用いて環境ガンマ線のin-site測定を行った。環境ガンマ線の検出効率は662KeVガンマ線に対して3.62cps/photon/cm$$^{2}$$ sec、エネルギー分解能は2.1KeVであった。検出器の入射ガンマ線確度依存性を測定し、地上1mの検出器位置における環境ガンマ線測定に対する補正係数を算出した。この検出器を使用して、土壊中のU-238、Th-232、K-40、Cs-137の濃度、それらの与える地上1mにおける線量率を測定した。これらの結果を、採取した土壊試料の低バックグランドGe(Li)スペクトロメータによる測定結果、および3インチ$$times$$3インチNaI(Tl)検出器を使用したin-site測定結果と比較した。Ge(Li)検出器、NaI(Tl)検出器のin-site測定結果の会席にはHASL方式(H、L、Beck、etal:HASL-258(1972))を使用、また、NaI(Tl)検出器に対して原研方式(森内茂:JAERI 1209(1971年7月)を使用した。HASL方式についての詳細な解説を行った。

口頭

汚染状況重点調査地域における河川・湖沼及び森林環境の放射線対策に関する現状と課題

飯本 武志*; 前寺 郁彦*; 布川 淳*; 松澤 元*; 黒澤 寿彦*; 柳川 行秀*; 染谷 誠一*; 橋本 周; 瀬谷 夏美; 大川 康寿; et al.

no journal, , 

線量低減活動が終了し、東京電力福島第一原子力発電所事故前の購買活動状況にほぼ回復した、汚染状況重点区域を持つ地方自治体の施策の関心の先は、環境放射性物質の水系移行経路(森林, ダム, 湖沼・河川)の空間的・時間的分布に関する系統的な実データにある。実効的な調査範囲として公園等の樹木域や小規模な河川・湖沼等に着目し、(1)千葉県柏市の現状を例に現状を複合的な環境調査手法で整理した。また一方、(2)関連の環境調査、意思決定手順、除染事業、線量低減策の周知などに至る、全体としての費用と便益の側面からの検討を実施した。その調査・検討結果を報告するものである。(A)環境用のガンマカメラ(日立アロカ社の協力)を駆使し、汚染状況の全体像を定量的につかみ、周辺の空間線量等との関係を整理、(B)in-situ測定(アドフユーテック社協力)と底質持ちかえり測定の比較による放射性物質の環境分布と動態の予測解析を検討し、水環境に関する今後の放射線対策を具体的に検討する際の手順等の整理

口頭

福島県における農業用ため池底放射線分布の位置的及び時間的変化の特徴

Katengeza, E.*; 越智 康太郎; 眞田 幸尚; 飯本 武志*

no journal, , 

Agricultural ponds are an essential part of Fukushima's livelihood. Many ponds were contaminated due to the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. The behavior and decreasing rate of radiocesium in the ponds are important for radiation protection and resumption of agricultural activities. Japan Atomic Energy Agency (JAEA) developed an in-situ measurement method for monitoring distribution of radiocesium in ponds using plastic scintillation fibers (PSF). We present results of spatial-temporal variation in radiocesium concentration based on PSF measurements of agricultural ponds, between 2013 and 2018, supported by core sampling.

口頭

プラスチックシンチレーションファイバーを用いたin-situ測定に基づく福島県におけるため池底質表層の放射性セシウムの環境半減期

Katengeza, E.*; 眞田 幸尚; 吉村 和也; 越智 康太郎; 飯本 武志*

no journal, , 

ため池底質中放射性セシウム濃度の経時変化率は、放射性セシウムの放射能の物理減衰だけでなく様々な環境的プロセスによって支配されている。本研究では、環境的プロセスによる広い範囲のため池底質表層(0-10cm)における放射性セシウム濃度の減少傾向を、プラスチックシンチレーションファイバー(PSF)による測定で得られた環境半減期によって評価した。PSF測定は2013-2019年の間に実施された。換算係数((Bq/kg)/cps)は、同じため池内の同じ場所で測定したPSFの放射線計数率と、採取した底質コア中放射性セシウム濃度を比較することで得られた。森林集水域におけるため池で環境半減期が大きいことは、ため池流入口における放射性セシウム濃度の空間的かつ経時的変化に対して、集水域由来の放射性セシウムのインプットがあったことを示唆しうる。

口頭

Application of in-situ measurement techniques for monitoring radiocesium in the waterbed

Katengeza, E.*; 眞田 幸尚; 越智 康太郎; 飯本 武志*

no journal, , 

放射性セシウムは、水系に沈着した際に底質に強固に結合するため、底質中でその放射能濃度が高くなる。従来の底質サンプリングによる広範囲の汚染された水系のモニタリングは煩雑である。In-situ測定手法は、水底における放射能を直接測定できる重要な解決策である。しかし、放射性セシウム濃度の推定精度は、底質サンプリングよりも悪い。本研究では、原子力機構によって開発された福島における放射性セシウムモニタリングに着目した水底におけるin-situ放射能測定手法に関する研究の進捗を報告する。

口頭

Uncertainty of in-situ radiocesium concentration measurements with plastic scintillation fibers

Katengeza, E.*; 眞田 幸尚; 越智 康太郎; 飯本 武志*

no journal, , 

先行研究において、プラスチックシンチレーションファイバー(PSF)で得られた計数率と、底質表層10cmの放射性セシウム濃度を比較することで、換算係数(CF)を決定した。推定した放射性セシウム濃度の系統的なバイアスや測定結果の不確かさを、5から30cm長さ(5cm間隔)の底質中放射性セシウム濃度と比較することで評価した。長さが10及び15cmの底質試料の測定結果を基にした換算係数を適用した際に、推定した放射性セシウム濃度の底質中放射性セシウム濃度に対する正規化平均二乗誤差(NMSE)と相対偏差は同程度であった。よって、PSFによる放射性セシウム濃度の推定手法を合理化するためには、換算係数を算出する際に着目する底質の長さを今後変える必要があるかもしれない。

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